2023年11月26日、防災訓練開催
11月26日、「秋季自営消防防災訓練および緑小学校避難所開設訓練」が実施されました。前日から急に冷え込み、外気温が10℃未満で小雨もぱらつく厳しい気候の中でしたが、各棟から181名、中台サッカー関係者50名が参加されました。
9:20 地震により火災発生の想定
9:25 各棟1階(D棟は2階)に集合後
9:45 滝の広場に一時集合して避難者人数を確認→緑小に移動
9:50 避難所(緑小)で受付開始
各棟ごとに、避難者の氏名と部屋番号をカードに記入
校庭に整列して、自主防災会会長から訓練内容を説明。
各棟ごとのカラフルな幟も、勢ぞろいすると壮観です。
食料や避難場所での備品は、緑小の校舎の1階にある倉庫に収納されています。
消防署の所員が、消火器の使い方の説明をしてくださいました。そのあと、訓練参加者が実際に消火器を手に取って火災に見立てたポールに放水(この消火器は訓練用なので、中身は水)。
家庭に設置するなら、中身が粉タイプのものが扱いやすいとのこと。
消火器は通販やホームセンターで購入可能です。
マンションでは、災害時はトイレは流してはダメ。「トイレは使えない」と心得るべし。
写真の仮設トイレはマンホールに流せるように、後ろ側に太いホースがついたタイプ。
災害時はごみ収集車も来なくなるため、ダンボール簡易トイレは各自宅ベランダで1週間程度保管します。凝固剤は7年が寿命で、トイレとセットになっています。なければ自宅トイレにビニール袋を入れて使います。中に猫砂やペットシートを入れて使うこともできます。
臭い対策として、酸素系の粉タイプの漂白剤を使うとよいそうです。
水消火器訓練、仮設トイレ説明、備蓄倉庫の見学をすべて終了すると再び全員校庭に集合し、副理事長と消防署の方からからのお話を聞きました。
志村消防所長からは、「防災意識の高いサンシティの皆さんは、家具の転倒防止や備蓄の大切さを広めて、30年以内に70%の確率で起こるとされる首都直下型地震に地域で備えましょう」との講評をいただきました。
訓練後、ペットボトルの水と非常用アルファ化米を受け取って解散しました。
皆様、お疲れさまでした。
棟役員は、手分けして各住戸の玄関ドアに掲出されている「無事」というステッカーの数を数え、棟の防災委員に報告しました。
残念ながら「明らかに在宅」でもステッカーが掲出されていないお宅もがかなりあり、防災への注意喚起は今後さらに力を入れて行ってゆく必要性を感じました。