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福祉活動の歩み
活動年表 1981(昭和56)年10月1日 サンシティ管理組合が板橋区の自治会として認知され、区の行政のサービスの受け皿となる。 1984(昭和59)年8月 敷地内路上で交通死亡事故発生。カーブミラーの設置と道路標示を設置。 1985(昭和60)年12月1日 板橋区町会連合会および同、中台支部に加入。 1986(昭和61)年10月10日 中台地区大運動会に福祉活動の一環としてサンシティから初参加、(高齢者などを含め参加者数約100名)。 1987(昭和62)年 新歩道完成、ステンレス・パイプの手摺を取り付ける。サンシティの高齢化問題が浮上する。 1988(昭和63)年2月 講演会「心が見える家族と見えない家族」を開催。 1990(平成2)年2月 リサイクル委員会発足する。 1992(平成4)年1月 板橋区がサンシティをリサイクル活動モデル地区に指定、ピンポストに続き、各棟にカンポスト設置される。 7月12日 志村警察署防犯課による講演およびビデオ上映。 12月15日 ボランティアグループ「地域福祉を考える会」の依頼を受けて、理事会組織として「地域福祉を考える委員会」発足。 1993(平成5)年3月 急坂3ヶ所に手摺を新設する。 9月25日 講師・大竹登志子氏(東京都老人総合研究所)による講演会「高齢化社会を支えるには」を開催。 1994(平成6)年 理事会から「地域福祉を考える委員会」の委員長を選任。以後毎年、理事が委員長を務める。 10月1日 講師・林玉子氏(東京都老人総合研究所)による講演会開催。 1995(平成7)年4月 「地域福祉を考える委員会」を「福祉委員会」に改称。 1996(平成8)年6月 集合住宅における生活上のルールやマナーをまとめた『暮らしのハンドブック』発刊。歩道の滑り止め舗装工事実施。 1997(平成9)年 新クラブとして「シニアクラブ」が発足、クラブ評議会に加盟。 1999(平成11)年1月〜2月 1号道路整備に伴い、歩道を新設。バリアフリー対策として、通路上の排水溝蓋の交換、管理事務所前から商店街までの通路のノンスリップ工事、管理事務所・クリニック入り口のスロープ工事を実施。 4月 「福祉委員会」の組織を改良。自主参加の専門委員のほか、各棟委員会から委員を選出。サンシティの福祉対策に関わる本格的な活動に乗り出す。 2000(平成12)年4月 福祉委員会のもとに「バリアフリー分科会」「福祉情報分科会」を設置。論議の深化、迅速化、具体化をはかる。独居者などの緊急連絡と対応のために「サンシティ居住者連絡先名簿登録票」を制作準備。医療ニュースの情報をA棟ピロティ掲示板に順次掲載。仮称「サンシティ中高年クラブ」設立の準備開始。 これを「サンクラブ」と命名。 2001(平成13)年 福祉委員会の機構として「サンクラブ」が発足。 医療講演会をシリーズとして、年間を通して実施。 サンシティ住民の高齢化は確実に進んでおり、この実態を出来るだけ正確に把握して、管理組合が進めている諸活動の方向の正しさの検証と、結果を今後の取りくみに反映する。 2002(平成14)年 3月、福祉委員会が2年間に亘り準備計画をしてきた「サンシティの高齢化実態の把握を主体にしたアンケート」を全居住者を対象に実施した。非常に多岐に亘る内容の膨大なアンケートであったが、居住者の理解と協力を得て、この種の調査としてはかなり高い回答率となり関心の高さが伺われ、多くの示唆に富む結果が得られた。 結果の集計と解析を行い、7月27日「真夏の集い」には福祉委員会が「サンシティの高齢化実態」と題して居住者の現状を主体に発表を行った。この要旨をホームページに掲載してあるので、ご覧ください。 居住者のページ経由で「サンシティの高齢化実態」にリンクします。 サンシティの福祉活動の概観 1990年代半ばまで、「サンシティ全体としての」つまり住民総意による福祉活動は、特に活発であったとは言えない。 ボランティアグループ「地域福祉を考える会」や民生委員による継続的な福祉活動がおこなわれており、1992(平成4)年には理事会組織として福祉に関連した委員会も設けられたが、その委員会も当初は「サンシティ内の福祉に関わるグループの情報交換・意見調整の場」という位置づけであった。しかし、コミュニティ誕生後10数年を経て、高齢者が増えてきたこと、住民高齢化が近い将来の課題として意識され始めたこと、社会全体でバリアフリーが常識化する中でサンシティの設備面における不備が見え始めたことーーーなどから、管理組合として積極的に福祉活動に乗り出す必要性が生まれた。そこで委員会についてあらためて「管理組合がおこなうべき福祉活動について討議検討し、提案するところ」という位置づけをおこない、同時に「福祉委員会」と改称。コミュニティ全体の福祉活動は、新たなスタートを切ることとなった。以後、この委員会の提案を受けて、歩道の滑り止めの工事や、排水溝蓋の交換(従来のものは目が粗く、しばしば車椅子やベビーカーなどの車輪が引っかかっていた)など、主に設備のバリアフリー化を進めてきた。 21世紀を目前にして、高齢者福祉だけでなく、住みよい環境を実現するための広い意味での「福祉活動」の重要性は一層増大している。 その中で1999(平成11)年4月、福祉委員会は専門委員と棟委員会選出委員による新たな組織に生まれ変わり、コミュニティのハードとソフトに関して立案提言することになった。 福祉というのはやや曖昧な概念であり、人それぞれイメージするところも異なるであろうが、われわれ住民としてはサンシティがより成熟した永住型コミュニティになるための土台の一つと解釈し、小異を捨てて大同につく心構えで建設的な意見交換をおこなっていきたい。 |